近年、企業イベントや懇親会、ホームパーティーなどで利用される機会が増えている「ケータリング」と「デリバリー」。しかし、「料理を届けてもらうサービス」という共通点がある一方で、実はサービス内容や対応範囲、向いているシーンには大きな違いがあります。
「ケータリングとデリバリーって何が違うの?」
「パーティーならどちらを選ぶべき?」
「費用や準備の手間は変わる?」
と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ケータリングとデリバリーの違いをわかりやすく解説しながら、オードブル・出張シェフなどを含む4つのサービスを徹底比較。それぞれのメリット・デメリットや、企業イベント・懇親会・ホームパーティー・周年パーティーなどシーン別のおすすめサービスまで詳しくご紹介します。
「失敗しないパーティー手配をしたい」「イベントの満足度を上げたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
まずは混乱しやすい4つのサービスを最初に整理しましょう。

「ケータリングとデリバリーの違い」を調べる方の多くは、「どちらを選べばいいかわからない」という状態にあります。まず4つのサービスを一気に整理します。
| サービス | 料理の届け方 | スタッフ派遣 | セッティング | 後片付け | 費用感 |
|---|---|---|---|---|---|
| ケータリング | スタッフが配膳・サービス | あり | スタッフが行う | スタッフが行う | 高め |
| オードブル | 大皿・小分けで配達 | なし | 自分で行う | 自分で行う | 中程度 |
| 仕出し | 折詰弁当・懐石形式で配達 | なし | 自分で行う | 自分で行う | 中程度 |
| デリバリー | 個人・少人数向けに配達 | なし | 自分で行う | 自分で行う | 低め |
ケータリングとデリバリーの最大の違い
最もシンプルに言うと、ケータリング=スタッフが来て全部やってくれる、デリバリー=料理だけ届く、この違いに尽きます。
ケータリングが「全部やってくれる」範囲

プロのスタッフが会場に訪れ、テーブルのセッティング・装飾・料理の配膳・ドリンクのサービス・参加者への対応・後片付け・ゴミの回収・原状復帰まで一括で行います。幹事は「イベントの進行」に専念でき、食事周りのあらゆる作業から解放されます。
デリバリーができること・できないこと

デリバリーは料理を指定の場所・時間に届けるサービスです。テーブルへのセッティング・後片付けは依頼者が行います。少人数での食事・軽い集まり・コストを抑えたい場合に向いています。「ウーバーイーツ」「出前館」のような個人向けフードデリバリーも含まれますが、ケータリング文脈では業務用オードブルのデリバリーを指すことが多いです。
ケータリング・オードブル・仕出し・デリバリーをさらに詳しく比較
ケータリングが向いているシーン

スタッフ派遣・設営・撤収まで一括で任せられるケータリングが向いているのは次の場面です。幹事が他の業務と当日並行しなければならない場面、参加者が多く食事の管理が難しい場面(30名以上が目安)、格式ある接待やレセプションで会の品質を維持したい場面、会場の原状復帰まできっちり対応してほしい場面。
オードブル(デリバリー形式)が向いているシーン

料理はプロに任せたいけど、スタッフ費用を抑えたい場合に最適です。自分たちで会場をセッティングできる少人数の懇親会(10〜30名程度)、コスパを優先したいカジュアルなパーティー、個包装で持ち帰りも可能にしたいフードロス対策型のイベント。
仕出しが向いているシーン

折詰弁当・懐石御膳形式の仕出しは、和食の格式が求められる場面や一人ひとりに個別の食事を提供する着席型の会(法要・謝恩会・竣工式)に向いています。
デリバリーが向いているシーン

10名以下の小規模な食事、日常的なランチ会、費用を最小限に抑えたい軽食提供。個人向けフードデリバリー(UberEats・出前館など)が活躍するシーンです。
判断フロー|どのサービスを選ぶべきか
以下の順番で考えると選びやすくなります。
STEP1:参加人数は? 10名以下 → デリバリーまたはオードブルで十分 10〜30名 → オードブルが最もコスパが良い 30名以上 → ケータリング(スタッフ込み)を検討
STEP2:幹事は当日フルに動けますか? 動ける → オードブルで自分でセッティング 他の業務で手が離せない → ケータリング
STEP3:会の格式は? カジュアル(社内懇親会・打ち上げ)→ オードブル フォーマル(取引先・接待・VIPパーティー)→ ケータリング 着席・和食の格式重視 → 仕出し
STEP4:後片付けを全部任せたい? はい → ケータリング(スタッフ込み) 不要 → オードブル・デリバリー
費用の違い
| サービス | 1人あたりの目安 | 最低注文の目安 |
|---|---|---|
| ケータリング(スタッフ込み) | 3,500〜10,000円 | 50,000〜120,000円〜 |
| オードブル(デリバリー) | 800〜3,500円 | 7,000〜30,000円 |
| 仕出し | 1,500〜5,000円 | 10,000円〜 |
| デリバリー(個人向け) | 500〜2,000円 | 〜3,000円 |
ケータリングはスタッフの人件費・機材費が含まれるため単価が上がりますが、その分「幹事の時間と労力」というコストが大幅に削減されます。規模が大きくなるほどケータリングの費用対効果が高まります。
ケータリングとデリバリーを組み合わせる活用法

「ケータリング業者にフードのデリバリーだけ頼む(スタッフなし)」という中間形態も選べます。料理の質はプロのケータリング業者レベル、費用はオードブルデリバリー水準という、コスパと品質のバランスを取った方法です。セッティングは幹事が行いますが、プロが仕上げた料理をそのままテーブルに並べるだけなので準備の負担はそれほど大きくありません。
ケータリング選びのおすすめ業者7選
1. BONDISH ORDERMADE CATERING(ボンディッシュ)

対応エリア:東京23区内(神奈川・埼玉・千葉も相談可) https://www.bondish-ordermade-catering.com/
料理・装飾・運営をワンストップで手がける「フルケータリング」の最高峰です。累計10万食以上・満足度92%・リピート率87%。企画設計〜料理〜装飾〜当日運営〜撤収まで全丸投げできるため、「ケータリングを選んで良かった」と最も感じやすい業者です。スタンダード3,500円〜/人(税別)から。最少20名〜最大10,000名まで対応可能。
向いているケース: 全部任せたい / 大人数 / 格式あるパーティー
2. プラチナデリスタイル

対応エリア:東京都全域 https://www.platinumstyle-deli.jp/
ケータリング(スタッフ込み)とオードブルデリバリーの両方を展開しており、1,950円〜の幅広い価格帯が特徴です。「ケータリングにすべきか、デリバリーで十分か」迷っている場合の相談にも対応しています。
向いているケース: 初めてでどちらにすべきか迷っている / 少人数〜大人数まで
3. NEO DINING.(ネオダイニング)

対応エリア:東京都全域・首都圏 https://party.neodining-catering.com/
ケータリングとオードブル宅配の両方に対応し、最低注文金額120,000円〜の大規模向けケータリングが強みです。イベントプロデュースまで対応できる総合力があります。
向いているケース: 100名以上の大規模ケータリング / 演出込みのフルサービス
4. ケータリングスタイル

対応エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉 https://www.catering-style.com/
飲み放題付きケータリング(スタッフ込み)50,000円〜とオードブルデリバリー7,000円〜の両方を手がけます。スタッフ込みとデリバリーの両方から相見積もりをとる際に使いやすい業者です。
向いているケース: コスパ重視のケータリング / どちらか迷っている場合の比較検討
5. ケータリングジャパン

対応エリア:東京都全域 https://catering-tokyo.jp/
Googleクチコミ38,000件超・リピート率88%。ケータリング(スタッフ込み)に特化した実績豊富な業者で、2,000〜7,000円/人の幅広いプランを展開しています。
向いているケース: ケータリング(スタッフ込み)で実績を重視する場合
6. シェフコレ

対応エリア:東京都全域(プラットフォーム) https://www.chef-colle.com/
「ケータリング」と「オードブル」の両方のプランを掲載し、スタッフ派遣あり・なしで絞り込み検索できます。どちらが自分のイベントに合うか比較するのに最も使いやすいプラットフォームです。
向いているケース: ケータリングとオードブルを比較検討したい場合
7. ごちクル

対応エリア:東京都全域〜全国 https://gochikuru.com/
オードブルデリバリー・仕出しに特化したプラットフォームで、「デリバリーで十分」と判断した場合の最適な選択肢です。法人向けの一元管理サービスも便利です。
向いているケース: デリバリーまたはオードブルで十分と判断した場合
FAQ
Q. ケータリングとオードブルはどちらを選べばいいですか? A. 幹事が当日フルに動ける・30名以下・コストを抑えたい → オードブル。幹事が他の業務と並行・30名以上・格式が必要 → ケータリング、が基本の判断軸です。
Q. デリバリーとオードブルは同じですか? A. 概念は似ていますが、一般的に「デリバリー」は個人向けの少量配達、「オードブル」は複数名のパーティー向けの大皿・小分け配達を指します。ケータリング文脈では「オードブル」の方が大人数向けの意味合いが強いです。
Q. 「スタッフなし」でもケータリング業者に頼めますか? A. 多くの業者が「デリバリー形式(スタッフなし)」と「ケータリング形式(スタッフあり)」の両方を提供しています。スタッフなしを選ぶと料理の品質は同じでコストを抑えられます。
まとめ
「ケータリング」と「デリバリー」の選び方シンプルルール:「全部任せたい・30名以上・格式が必要」ならケータリング、「料理だけ届けてくれれば十分・少人数・コスト優先」ならデリバリー/オードブル。自分のイベントのどちらの条件に近いかで判断しましょう。
本記事の費用データは2025〜2026年時点の各社公開情報をもとに作成しています。